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作成日:
2025/6/19 02:51

一生に一度の買い物ともいわれるマンションを購入するとき、失敗したくないと思う人は少なくないでしょう。中でも、築30年を超える場合、買った後に後悔することもあるようです。
そこでこの記事では、築30年のマンションにはどのくらい住めるのかや、築30年のマンションを購入するメリット・デメリット、後悔しない選び方などをご紹介します。3つのポイントを押さえて、後悔のないマンション選びをしてくださいね。

マンションの寿命については、明確に決まっていませんが、構造や管理状態次第では100年以上暮らせると言われています。つまり、築30年のマンションに、耐久性が高くなる条件が揃っている場合、およそ70年ほど住み続けられるといえます。
しかし、キッチン・トイレ・給湯器などの設備や給排水管・床材などの資材の寿命は、数年から十数年ほどです。建物自体の耐久性が良くても、設備や資材のメンテナンスや取り換えは、定期的に行う必要があるでしょう。
また、築年数が増えると一般的に売却価格は下がりますが、必ずしも売れにくくなるわけではありません。首都圏では2022年に売買された中古マンションのうち、31.5%が築31年以上の物件でした。
このように築30年のマンションは、管理の質が高いとその後も問題なく住み続けられ、さらに一定数の需要があるため、売却の選択も検討することが可能です。
築30年のマンションを選ぶとき、後悔しないためにチェックするべきポイントを3つ紹介します。
建て替え計画がないか確認する
管理状態を調べる
利用できる節税制度を調べる
ひとつずつ詳しく紹介します。
築30年のマンションを選ぶ際に後悔しないための重要なポイントは、建て替え計画の有無を確認することです。マンションは時間が経つにつれて老朽化し、建て替えの必要性が出てくることがあります。特に困るのが、建て替え費用を住人が負担するケースです。せっかく費用を抑えて購入したのに、建て替えで予想外の出費が発生しては意味がありません。
予期せぬ出費を防ぐためにも、中古マンションを購入する前に今後建て替えの予定があるかどうかを確認することが非常に重要です。建て替え計画がある場合は、それに伴う費用負担や面倒な手続きが発生することを考慮する必要があります。
建て替えトラブルを回避するために、築30年の中古マンションを購入するときは必ず事前に建て替え計画がないか確認しておきましょう。
築30年のマンション選びで後悔しないためには、管理状態を調べることも大切です。築年数が古いマンションでも、適切に管理されていれば傷みが少ないので、共有部分も快適に利用できるでしょう。室内の管理状況も良い物件であれば、想定よりリフォーム費用を抑えられるかもしれません。
一方、管理状態が悪いマンションは、住みにくいだけでなく予想外の修繕費用が発生する可能性があります。そのため、物件の管理がどのように行われているかを把握し、定期的なメンテナンスや修繕が適切に行われているかを確認することが大切です。
中古マンションを購入するときは、利用できる節税制度を調べることが大切です。従来は築25年以内しか適用できなかった、「住宅ローン控除」が2022年以降は築30年のマンションにも適用できるようになりました。
1982年1月1日以降に建てられたマンションは住宅ローン控除の対象となるケースがありますので、しっかり調べておきましょう。
今まで住宅ローン控除が適用できなかったことが理由で、中古マンションの購入を控えていた人もいるかもしれません。しかし、2022年度に税制が改正されているので、気になる物件があれば住宅ローン控除の対象になるかどうか確認してしてみてください。

築30年のマンションを購入するメリットは、以下の3つです。
資産価値が下がりにくい
好立地の物件が多い
比較的安価な物件が多い
新しい耐震基準を満たしている
ひとつずつ詳しく紹介します。
築30年のマンション購入の大きなメリットは、資産価値が下がりにくいことです。新築マンションに比べて、売却価格が安定しているため、大きく値崩れする心配がありません。特に築20~25年経つ物件になってくると、売却価格の下げ幅が安定してきます。
これから長く暮らしていけることはもちろん、将来的に売却することを視野に入れたとしても長期的に資産価値を保てることが魅力です。
築30年のマンションは、好立地に建てられている物件が多いことが特徴です。マンションを建築するなら、多くの住人に購入してもらうために好立地の場所を選ぶものです。つまり、都心や交通の便が良い場所では、すでに数々のマンションが建ち並んでいると考えられます。一方、新築マンションはそもそも建設できる土地が限られているため、必ずしも好立地に建てられるとは限りません。
築年数の古いマンションであるほど好立地に建てられている可能性が高いので、通勤や通学に便利な場所に住みたい方におすすめです。
築30年のマンションは、比較的安価な物件が多い傾向があります。一般的なマンションの場合、築10年以内のマンションは4000万円を超えることが多いです。また、築11~20年程度の物件でも、平均して3000万円前後の価格で販売されてます。
一方で、築30年のマンションは新しいマンションより資産価値が下がっているため、2000万円未満で購入できることも。できるだけ購入費用を抑えたい方や浮いたお金をリノベーションに回したい方には、築30年の中古マンションをおすすめします。
築30年のマンションは、新しい耐震基準を満たしている物件が多いです。基本的に1981年6月1日以降に建築許可を取得したマンションは、新しい耐震基準に基づいて建てられています。この「新耐震基準」とは、震度6強から7程度の地震においても建物が倒壊しないよう設計されている基準のことです。
多くの築30年のマンションは新耐震基準で建築されているため、倒壊の心配は少ないといえます。築30年のマンションでも安心して暮らせることは、大きなメリットになるのではないでしょうか。

築30年のマンションを購入するデメリットは、大きく分けて2つあります。
建物や設備が古い
売却しづらい
ひとつずつ詳しく解説します。
築30年のマンションを購入する際のデメリットは、建物や設備が古いことです。中古マンションなので、どうしても新築物件より建物や設備の劣化が進んでいます。老朽化に伴い、最もネックになるのが雨漏りや配管の不具合などの問題が発生する可能性です。また、建物や設備の劣化によるトラブルを解消するために設備の補修や補強を行う場合は、ローンや諸費用とは別途コストが必要になります。
老朽化によって発生するリスクもしっかり把握し、将来的なメンテナンスコストも含めて資金シミュレーションを行うことがおすすめです。
築30年のマンションは、築浅のマンションと比べると売却しづらい一面を抱えています。ずっと住み続けられるならそれが1番ですが事情により手放すことになったとき、スムーズに売却できない可能性があるのです。
中古マンションは、建物の外観の古さや設備の老朽化などの理由から、買い手が見つかりにくい傾向があります。特にマンションの近くに駅やスーパー、病院などがない環境だと、その傾向が顕著に現れています。いざ売却したいときに売れずに困まることにならないよう将来的に手放すことも視野に入れ、好立地の物件を選ぶことがおすすめです。
築30年のマンションを購入するメリット・デメリットと、後悔しない選び方について紹介しました。
マンションを買うことは、一生に一度の買い物ともいわれています。メリットだけに注目して購入すると、後悔する未来につながりかねません。しっかりデメリットも把握したうえで、この記事で紹介した以下の3つのチェックポイントを押さえて選ぶことが大切です。
建て替え計画がないか確認する
管理状態を調べる
利用できる節税制度を調べる
今のことだけでなく将来的なリスクについても考えながら、マンションを探してみてください。
不動産ガイド
上白石 優子
2013年から8年間不動産会社にて仲介営業担当。2021年からマンションリノベーションを専門に行う工務店にてコンサルタントに従事。その後、独立しマンション購入、リノベーション、資金計画などについての記事を書くライターとなりました。資産価値やライフプランを大切にするお客様に届くような記事を丁寧に書いて参ります。インテリアコーディネーターの資格取得のため勉強中。
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