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住宅ローンの事前審査は落ちる?よくあるパターンや通過しやすくなるコツを紹介

住宅ローンの事前審査は落ちる?よくあるパターンや通過しやすくなるコツを紹介

  • 物件購入の基礎知識

作成日:

2025/1/10 06:03

人生で最も高い買い物といわれるマンションを買うとき、多くの人が借りる住宅ローン。いざ借りようと思うときまず壁になるのは、事前審査である「仮審査」です。

しかし、はじめてマンションを購入する人の中には、住宅ローンの事前審査についてよく分からないという方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、そんな住宅ローンの事前審査について解説します。本審査との違いや事前審査に通りやすくなるコツ、流れも説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。

住宅ローンの事前審査と本審査の違い

数千万円の金額を動かすため、利用者が住宅ローンを借りるには金融機関から審査されます。基本的に、住宅ローンは「事前審査(仮審査)」と「本審査」の2段階に分かれていて、その両方をクリアしなければ借入できません。

また住宅ローンの「事前審査」と「本審査」は、それぞれ異なる目的のもと実施されます。

住宅ローンの事前審査は、利用者に対して融資できるかどうかを審査するものです。一方、本審査では利用者に対して本当に融資して大丈夫かを審査しています。

そのため、事前審査より本審査の方がハードルが高く、審査期間も長くかかるのが一般的です。

住宅ローンの事前審査で落ちるよくあるパターン

ここでは、住宅ローンの事前審査で落ちるときによくある2つのパターンを紹介します。

  • 信用情報に傷がある

  • 返済中のローンがある

ひとつずつ詳しく解説しますので、気になるところがあればチェックしましょう。

信用情報に傷がある

住宅ローンの事前審査で落ちるときによくあるひとつ目のパターンは、「信用情報に傷がある」ことです。

国土交通省の令和5年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書によると、65.7%の金融機関が融資を行う際「カードローン等の他の債務の状況や返済履歴」を考慮するそうです。

この「カードローン等の他の債務の状況や返済履歴」は、個人信用情報とも呼ばれています。

個人信用情報とは、クレジットカードやローンの取引事実を記録したものです。金融機関は、住宅ローンの審査をする際、顧客の信用を判断する参考に以下の3つをはじめとした機関で個人信用情報を確認します。

そのため、クレジットカードやローンの返済遅延をして個人信用情報に傷を付けてしまうと、事前審査に落ちるリスクが高くなります。実は「クレジットカードの支払いに遅れたことがある」という人は、少なくありません。

上記の機関に本人が「開示請求」を行うことで、どのような情報が登録されているかを確認できます。クレジットカードの支払い遅延は意外と忘れがちなので、住宅ローン審査の前に一度確認しておきましょう。

返済中のローンがある

上述した令和5年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書には、92.0%の金融機関が「返済負担率」を考慮すると書かれています。

返済負担率とは、年収に対する年間返済額の比率のことです。住宅ローンの審査では、自動車ローンをはじめとしたさまざまなローンを合計した金額で返済負担率を判断します。

そのため、他のローンを返済中だと返済負担率が他のローンで埋まっている場合は、審査で不利になります。事前審査に申し込む前に、できる限り返済中のローンを完済しておくことがおすすめです。

住宅ローンの事前審査に通りやすくなるコツ

ここでは、住宅ローンの事前審査に通りやすくなる3つのコツを紹介します。

  • できる限り頭金を用意する

  • 住宅ローン以外のローンを見直す・できるだけ返済しておく

  • クレジットカードのリボ払いをしない・すべて返済しておく

ひとつずつ詳しく説明しますので、チェックしてみてください。

できる限り頭金を用意する

まず、ひとつ目のコツは、できる限り頭金(自己資金)を用意することです。頭金が多いほど借り入れ額を抑えられるので、返済負担率も下がり、住宅ローンの事前審査に通りやすくなります。

実際、国土交通省による「令和4年度 住宅市場動向調査報告書」の「資金調達に関する事項」によると、2021年にマンションを購入した人は、購入金額の42.8%が自己資金だったそうです。

もちろん、頭金なしでも住宅ローンに申し込むことも可能ですが、長期的な返済を考えるとできるだけ頭金を増やしておくのがおすすめです。

住宅ローン以外のローンを見直す・できるだけ返済しておく

事前審査で落ちるよくあるパターンでも紹介したとおり、返済中のローンがあると返済負担率が高くなるため、審査に不利になります。具体的には、教育ローンや自動車ローン、携帯電話の分割払いなども借入の一種です。

そうした返済中のローンを見直し、「金利」「毎月の返済額」「残返済期間」「総額」を確認し、必要に応じてローンの借り換えも検討しましょう。また、生活に負担にならないよう、無理のない範囲で返済しておくのもおすすめです。

クレジットカードのリボ払いをしない・すべて返済しておく

クレジットカードのリボ払いや分割支払いも、借入の一種とみなされます。そのため、住宅ローンの事前審査に申し込む前に、すべて返済しておき、返済負担率を減らす必要があります。

特にリボ払いや分割払いは、「ローンを借りている」という自覚がないまま利用する人も少なくありません。月々のクレジットカードの支払い金額を把握していない人は、申し込みの前に確認し、無理のない範囲で返済しておきましょう。

また、以下のコラムでは会社員の住宅ローン審査について、詳しく解説しています。ぜひこちらも参考にしてみてください。

住宅ローンの事前審査の流れと必要書類

購入する物件が決まったタイミングで、住宅ローンの事前審査に申し込みましょう。必要書類を提出すれば、最短即日で審査結果を通知してもらえます。

住宅ローンの事前審査の流れは以下のとおりです。

  1. 物件が決まる

  2. 必要書類を揃える

  3. 事前審査に申し込む

  4. 即日~1週間程度で結果が通知される

住宅ローンの事前審査で必要な書類は、「本人確認書類」「収入証明書類」「物件確認書類」の3種類にわかれています。

必要書類の詳細は、以下の表をご覧ください。

本人確認書類

・運転免許証

収入証明書類

・給与所得者:前年分の源泉徴収票

物件確認書類

・物件概要資料

収入証明書類は発行に時間がかかる場合もありますので、余裕をもって準備できるよう手配しましょう。

住宅ローンの事前審査に申し込む前に信用情報を確認しよう

金融機関による住宅ローンの事前審査は、申込者が「住宅ローンを返済できるかどうか」を確認するものです。

過去にローンの返済に遅れてしまい金融事故を起こしていると、審査に落ちやすくなります。また、返済中のローンがあり返済負担率が高い場合も、審査に通りづらいです。

そのため、事前審査に申し込むときは、できる限り住宅ローン以外のローンを返済しておきましょう。

買いたいマンションが決まったなら、この記事でご紹介した住宅ローンの流れや必要書類をご参考ください。

不動産ガイド

上白石 優子

2013年から8年間不動産会社にて仲介営業担当。2021年からマンションリノベーションを専門に行う工務店にてコンサルタントに従事。その後、独立しマンション購入、リノベーション、資金計画などについての記事を書くライターとなりました。資産価値やライフプランを大切にするお客様に届くような記事を丁寧に書いて参ります。インテリアコーディネーターの資格取得のため勉強中。

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