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資金計画書の作り方|マンション購入の住宅ローンに備えよう

資金計画書の作り方|マンション購入の住宅ローンに備えよう

  • 物件購入の基礎知識

作成日:

2025/7/15 05:00

マンション購入には大きな金額が動くため、事前の資金計画が欠かせません。特に、住宅ローンの借入額については、その額の多さから、不安を抱える方も多いことでしょう。無計画に住宅ローンを組んでしまうと、のちに返済が苦しくなり、ご自身のライフプランも崩れてしまうかもしれません。

そんなとき、資金計画書を作成しておくことで、失敗のない支払い計画を立てることができます。マンション購入をスムーズに行うためにも、ぜひ資金計画書を作成してみてください。

住宅ローンのための資金計画書とは

資金計画書とは、物件を購入するための資金計画を書面にしたものです。単純に購入金額や返済額を計算するのではなく、適切な住宅ローンを組むために、家計全体の支出やライフプランをふまえて作成する必要があります。

大多数の方が利用する住宅ローンは20年、30年と続くものです。後悔のないように資金計画を立てたいですよね。資金計画書を作成することで、預貯金から捻出できる金額はどれくらいなのか、住宅ローンをいくら借り入れるべきなのかなど、今後のマネープランが明らかになります。

また、資金計画書を作成する際、住宅ローン以外の初期費用も考慮する必要があります。登記費用、仲介手数料、引越し費用など、購入時に発生する費用を把握しておくことが大切です。

安心して住宅ローンを組むためにも、資金計画書を準備することが望ましいでしょう。

住宅ローンの資金計画書に必要な3つのお金

マンション購入を検討する際の大きな懸念点は予算です。資金計画書を作成するにあたり、予算を3つのポイントに分けて確認していくと、住宅ローンで必要な額が明確になります。

まずは現段階で、ご自身がどれくらいのお金を用意できるのか確認しましょう。

贈与を受けるお金

マンション購入時に、両親や親戚からの贈与がある場合は、その金額を事前に確認しておくことが大切です。具体的な金額が明確になることで、資金計画を正確に立てることができます。

まずは、ご自身が贈与を受けられるかどうかを確かめましょう。両親や親戚の経済状況や意向にもよるので、前もって話し合いが必要です。

つぎに、具体的な贈与額が確定すれば、住宅ローンの借り入れ金額も設定しやすくなるでしょう。

預貯金から出すお金

資金計画には、預貯金から捻出できる金額を把握することも大切です。まずは、マンション購入に利用できる預貯金額の計算をします。総額から教育費のような大きな出費を差し引いて、実際に住宅購入にあてられる金額を算出してみてください。

また、家族構成や生活スタイルに応じて、3ヶ月から半年分の生活費を残しておくことも重要です。これは、予期せぬ事態に備えるための生活防衛費となります。

 具体的な金額は家庭ごとに異なるため、自分たちのライフプランや将来の予定をふまえたうえで判断しましょう。

住宅ローンで借り入れるお金

住宅ローンを検討する際に重要なのは、借りられる金額と実際に返済できる金額は必ずしも一致しない、という点です。不動産会社の担当者は、一般的にマンション購入に対して借りるべき金額を提示してきますが、ご家庭ごとのライフイベントはそこに組み込まれていません。

お子さまの進学、車の買い替えなど、大きな出費を予定している場合はその点も考慮する必要があります。別途、お金が必要なタイミングがある場合は、チェックしておきましょう。

通常、住宅ローンにあてる金額は手取りの20%から30%が目安とされています。ここから固定資産税や修繕積立金、管理費、各種保険料を引いたものが、月々の住宅ローン返済額の目安です。

まずは、月々の額を計算し、返済期間や金利を指定して、毎月の返済額や総返済額をシミュレーションしてみましょう。金融機関のサイトでシミュレーションもできます。

資金計画書を作成する際のポイント

資金計画書を作成する際に重要なのが予算の設定です。特に、支払いの大部分を占める住宅ローンについては、慎重に検討する必要があります。

無理のない借り入れ額や返済期間をしっかりと確認することで、安全な資金計画書が作成できるでしょう。住宅ローンを決める際には、以下のポイントを確認しましょう。

借り入れ額

ご自身の収入や支出をベースに、無理なく返済できる借入額を設定しましょう。月々の返済額は手取りの20%から30%が目安といわれていますが、まずは現実的に返せる額を知ることが大切です。

住宅ローンの借り入れ額を決めるには、以下をご確認ください。

  • 自己資金の把握

  • ボーナスもふまえた収入

  • 住宅以外で借りているローン

自己資金は預貯金、贈与のほかに、株式などの現金化できる資産も把握しておきましょう。ある程度余裕がある場合は、頭金を入れることで借り入れ額を少なくすることが可能です。

また、住宅ローンはボーナス払いによって、月々の返済額を抑えられる効果があります。こちらも、借り入れ額に大きく関わる内容です。

さらに、自動車ローンのように、別でローンを組んでいる場合はそちらの支出も考慮しなければいけません。

これらの要素を総合的に判断して、無理のない返済計画を立てましょう。

金利タイプ

住宅ローンを選ぶ際に大切なポイントのひとつが金利です。「変動金利」と「固定金利」にはそれぞれ特徴があり、自分に合った金利を選ぶことが重要となります。

変動金利とは、市場の金利動向に合わせて一定期間ごとに金利が変動するタイプです。一般的に半年に一度、見直しが行われるケースが多くなっています。

変動金利のメリットは、金利が低めに設定されている点です。金利が下がった場合は、支払い額も少なくなります。

一方で、金利が上昇するリスクにも備える必要があります。将来、返済額が大きくなる可能性もでてきますので、ご注意ください。

そして、金利が一定なのが固定金利です。固定金利には一定期間だけ金利が固定される「固定期間選択型」と、借り入れから完済まで同じ金利で返済する「全期間固定型」があります。

固定期間選択型とは、最初に5年や10年などの期間を決め、その間は固定金利が適用されるというルールです。金融機関によって年数は異なりますが、期間終了後は変動金利にするのか、固定金利を続けるのかを再度決定する必要があります。

そして、完済まで金利が変わらないのが全期間固定型です。毎月の返済額が決まっているため、返済計画が立てやすいというメリットがあります。

固定金利は返済額が一定で安心できる一方、変動金利よりも利率が高めに設定される傾向があります。

返済期間

住宅ローンは多くの方が定年までに完済したいと考えています。例えば、65歳を定年とすると、30歳で35年ローンを組むのが一般的です。

一方で、40代に近い方は、定年後も住宅ローンの返済が必要になる可能性があります。そのため、早く返済を済ませたい場合は、月々の返済額を増やさなければいけません。

しかし、月々の負担額が予定よりも大きくなるのは、リスクも伴います。家計に無理のない範囲で設定することをおすすめします。

住宅ローンは通常、長期間で借りるのが一般的です。長期間のローンは毎月の返済額が少なくて済みますが、支払う利息が増え、最終的な返済総額は多くなります。余裕ができた際に繰り上げ返済を活用して元本を減らすなど、利息を軽減することも可能です。

まずは、ご自身の状況や目標に合った返済期間を見極めましょう。

【まとめ】資金計画書を作成して住宅ローンの目安を知ろう

マンション購入に必要なお金を把握するためには、資金計画書が重要なことが分かりました。販売価格だけを見ていても、適切なマネープランは立てられません。資金計画書を用いて、シミュレーションをすることで、ベストな方法が見つかります。

ご自身の生活や収入を見据え、無理のない住宅ローンを組みましょう。

不動産ガイド

上白石 優子

2013年から8年間不動産会社にて仲介営業担当。2021年からマンションリノベーションを専門に行う工務店にてコンサルタントに従事。その後、独立しマンション購入、リノベーション、資金計画などについての記事を書くライターとなりました。資産価値やライフプランを大切にするお客様に届くような記事を丁寧に書いて参ります。インテリアコーディネーターの資格取得のため勉強中。

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