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1億円のマンション購入後にかかる固定資産税・維持費など全費用紹介

1億円のマンション購入後にかかる固定資産税・維持費など全費用紹介

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作成日:

2025/7/1 09:57

1億円のマンション購入後にかかる固定資産税・維持費など全費用紹介

住宅価格の高騰により、東京23区では1億円を超えるマンションも多く供給されています。購入を考える際に金額の大きさから、固定資産税などの税金に不安を持つ方も多いでしょう。

また、購入後に必要な維持費についても、一般的なマンションより高額であることが予想されます。

そこで今回は、1億円のマンションを購入後に必要な費用を解説します。具体的な金額もご紹介しますので、ぜひご参考になさってください。

1億円のマンション購入後にかかり続ける費用まとめ

マンション購入には、住宅ローン以外にも必要な費用があります。物件を所有している限り、支払い続けるものですので、あらかじめ把握しておくことが重要です。

まずはそれぞれの内容を見ていきましょう。

① 固定資産税

固定資産税とは「土地」と「建物」に対して課税される税金です。マンション所有者は毎年納税する義務があります。

固定資産税は、土地と建物の価格をベースに算出された固定資産税評価額を用いて計算できます。

固定資産税=固定資産税評価額 × 1.4%(標準税率)

 ※税率は自治体により異なる

加えて、市街化区域と呼ばれるエリアにマンションを所有している人にかかるのが、都市計画税です。都市計画税は公共交通機関や道路、水道などインフラ整備の財源として使われます。

都内中心部に関しては、基本的に市街化区域に該当すると考えて問題ありません。

都市計画税=固定資産税評価額 ×0.3%(上限税率)

※税率は自治体により異なる

② 修繕積立金

修繕積立金とは、マンションの大規模修繕にあてられる費用です。毎月決まった金額を徴収し、将来的な大規模工事に備えて積み立てていくお金です。積立金は管理組合が作成する長期修繕計画にもとづいて定められ、金額はマンションごとに異なります。

大規模修繕は10年〜15年に一度を目安とし、主な工事内容は屋根、外壁、エレベーターなど、主要構造部の修理やメンテナンスです。安全な住まいの確保のみならず、マンションの資産価値を高めるためにも必要なお金です。

③ 管理費

管理費とはマンションの共用部分の維持・管理に使う費用です。エントランスやごみ置き場の清掃費用、共用部分の電気代、防犯設備代などに利用されます。また、管理人や警備員の人件費、管理会社に支払う運営費も管理費からの支払いです。

マンション共用部分の快適性を保ち、維持管理するために必要な費用となります。

▶︎東京23区の高級マンションの物件一覧

1億円マンションの固定資産税、維持費などの実例

ここからは1億円のマンション購入にかかる、固定資産税や維持費について具体的に見ていきましょう。

① 固定資産税

固定資産税を知るには「固定資産税評価額」の情報が必要です。土地の形状、建物の構造によっても変わりますが、一般的に販売価格70%が目安とされています。

1億円物件の評価額を7,000万円とし、計算してみましょう。

7,000万円(固定資産税評価額)×1.4%(税率)=98万円(固定資産税)

1億円マンションにかかる固定資産税は98万円と算出されました。

都市計画税は以下の計算式により、年間21万円となります。

7,000万円(固定資産税評価額)×0.3%(上限税率)=21万円(都市計画税)

ここで覚えておきたいのは、固定資産税評価額を決めるにあたって、軽減措置が適用される点です。これにより、固定資産税、都市計画税ともに少なくなります。正確な固定資産税評価額は、マンション購入後に送られてくる、納税証明書で確認が可能です。

② 修繕積立金

修繕積立金はマンションごとに大規模修繕の予定や予算を決め、そこからの逆算で金額を出します。所有する専有面積によっても金額が異なるため、確認が必要です。

修繕積立金を決める際のガイドラインとして、国土交通省は1㎡あたり平均335円という目安を示しています。70㎡の物件の場合、約2万5,000円です。

ただ、専有面積の広さだけでなく、マンションの修繕内容によっても積立金は変わります。

1億円を超えるマンションは建材や設備が高級志向であるため、通常よりも修繕積立金が高額になる傾向です。また、立体駐車場など、新たな設備が設置されているマンションはその分増えることを加味する必要があります。

余裕を持って5万円と考え、修繕積立金と管理費を合わせて、月額10万円程度を見積もっておくと安心です。

③ 管理費

高級物件にあたる1億円のマンションは、設備の管理や防犯対策にも費用がかかります。一般的な管理費は1万円~2万円台ですが、1億円を超える物件の場合、約2倍の値段が相場です。

資産価値が認められるがゆえ、24時間体制の防犯対策が必要なマンションもあります。また、高級設備のメンテナンスは金額が高くなる理由の一つです。マンションの規模や管理体制にもよりますが、5万円を見積もっておくと安心でしょう。

④ 年間の総費用

これまでの計算で、1億円のマンション購入にかかる年間の総費用は239万円となりました。

内容

金額

固定資産税

98万円

都市計画税

21万円

共益費・修繕積立金

120万円

合計

239万円

それぞれ契約ごとに金額は異なりますが、こちらを目安にご予算を検討してみてください。

▶︎10,000〜15,000万円の物件一覧

【まとめ】1億円のマンション購入にかかる固定資産税や費用は年間約240万円

1億円のマンションを購入する際は固定資産税などの税金や、建物を管理するための費用が多めにかかることを念頭におきましょう。

物件は「買って終わり」ではなく、その後にかかり続ける費用にも目を向ける必要があります。支払いは長期にわたり続くものですので、きちんと理解したうえでライフプランを設定しましょう。みなさまの住まい探しに合わせたシミュレーションを行ってみてください。

不動産ガイド

上白石 優子

2013年から8年間不動産会社にて仲介営業担当。2021年からマンションリノベーションを専門に行う工務店にてコンサルタントに従事。その後、独立しマンション購入、リノベーション、資金計画などについての記事を書くライターとなりました。資産価値やライフプランを大切にするお客様に届くような記事を丁寧に書いて参ります。インテリアコーディネーターの資格取得のため勉強中。

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