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作成日:
2025/6/30 01:52

マンションの購入を検討するとき、買った後に後悔する不安があるのではないでしょうか。中でも、築40年を超えている物件の場合は、今後の資産価値が下がることを心配する声を耳にします。マンション選びを失敗した人の中には、修繕費や相続に関しての後悔があるようです。
この記事では、築40年のマンションに住める年数や後悔するケース、資産価値の維持方法を解説します。この記事で紹介する内容を参考に、築40年のマンションを選んでみてください。

ここでは、築40年のマンションに住める年数について解説します。マンションには寿命があるため、何も修繕しないまま住み続けることはできません。また、住んでいる間に資産価値も下がっていくので、設備の改修も必要です。
ひとつずつ詳しく解説しますので、気になるところをチェックしてみてください。
鉄筋コンクリート(RC造)で造られたマンションは、およそ50年の寿命があるとされています。適切なメンテナンスが実施されている場合は、100年以上住むことも可能です。特に、新耐震基準に適合しているマンションなら、より長い間住み続けられます。
しかし、注意が必要なのは、1960年から1970年の高度経済成長期に建設された物件は現在取り壊されることが多いという事実です。建物自体に問題がなくても、配管の劣化が原因で建物が老朽化することがあります。配管の寿命は長くても30年程度なので、古い配管が使われているマンションは長く住み続けられないかもしれません。
古いマンションでは、さびやすい材質の配管が使われていることがあり、劣化が進む原因になっています。長く住み続けるために、中古マンションを探すときは使われている配管の材質にも注目しておきましょう。配管は、劣化しにくい塩化ビニール製かどうかを確認するのがおすすめです。したがって、築40年のマンションを購入する場合は、建て替えの有無や配管の材質などを確かめておきましょう。
築40年のマンションを購入して後悔しないためには、その資産価値を正しく理解することが重要です。一般的には築30年を超えると大幅な値下がりリスクは緩やかになると言われますが、立地や管理状況によって異なります。
今の立地条件が悪い物件でも、都市開発や駅・学校の新設などで好立地に変わる可能性もあります。これからできる施設の情報もチェックしたうえで、マンション選びをすることが大切です。将来的な資産価値を維持するためにも、築40年のマンションを購入するときは立地だけでなくさまざまな情報を考慮しましょう。

築40年のマンションを購入して後悔した理由は、大きく分けて2つあります。一つ目の理由は、多額の修繕費がかかることで、もう一つは相続に不向きなことです。建物は経年劣化していくため、必ず定期的に修繕が必要になります。また、古い物件は住み心地が悪く、住むにも処分するにも大変なので相続にも向いていません。2つの理由をそれぞれ詳しく解説します。
築40年のマンションを購入して後悔する理由の一つに、多額の修繕費がかかることがあります。中古マンションは、設備が古く建物の構造が弱いものも少なくありません。そのため、長期的に快適に住むには大掛かりな修繕が必要になることがあります。マンション自体の価格が手頃であっても、修繕費用が膨らんで予算オーバーになるリスクがあるのです。
このような状況を避けるためには、購入前に物件の現状をしっかり調べておくことが大切です。
具体的には、
これまで実施されてきた修繕
今後修繕が必要な箇所はどこか
修繕にはどのくらい費用がかかるのか
についてしっかりと把握する必要があります。
特に、トイレやお風呂、キッチンなどの水回りの状態はQOLに直結するため、最優先で確認するのがおすすめです。
築40年のマンションを購入したとき、相続で後悔することがあります。マンションの相続には相続税が発生するだけでなく、マンションを所有することで、固定資産税をはじめとした税金の支払いが必要です。
相続された場合、相続人はさまざまな税金を負担する必要があります。住むこともないし維持するには費用がかかるからと手放そうとしても、築年数が古い物件ほど売却が難しいケースもあるようです。資産価値が低い物件ほど相続人の負担が増えてしまうため、相続のことも考慮したうえで慎重にマンションを選びましょう。

年数が経過するたびにマンションの資産価値は下がっていくもの。しかし、必要な対策を実施することによって、築40年マンションの資産価値を維持することも可能です。ここでは、築40年のマンションの資産価値を維持するために必要な「耐震補強工事」と「リノベーション」について詳しく紹介します。気になる部分があればチェックしてみてください。
築40年のマンションの資産価値を守るには、耐震補強工事がとても大切です。耐震工事を行えば、建物の耐震性能が新耐震基準に近いレベルになることもあります。耐震性が高まることで、住んでいる間の安心感が増すだけでなく、将来マンションを売却する際にも大きな強みになります。
しかし、マンションの耐震補強工事を実施するには、他の住人の同意が必要になる場合が多いです。マンションは共同住宅であるため、一室だけではなく建物全体としての工事が必要になります。耐震補強工事を実施するには、マンションに住む他の住人たちも納得させなくてはいけません。
耐震補強工事を実施したいと思ったときは、まず耐震診断を受けることがおすすめです。耐震診断を受けると現在の建物の耐震性能を把握して、耐震補強工事の必要性や範囲を判断できます。診断結果は、他の住人への説明や合意形成にも役立つ重要な情報源となるでしょう。
築40年のマンションの資産価値を維持するには、リノベーションするのがおすすめです。特に、フルリノベーションを実施すれば、部分的に修繕するより長期的に資産価値を高められます。フルリノベーションなら単に見た目を改善するだけでなく、建物の機能的な面も大きく改善することが可能です。
マンションは築年数を重ねるにつれ、見えない部分での劣化が進行していることがあります。例えば、配管や電気設備の老朽化などです。見えない部分の劣化は単なる修繕では対応が難しいため、ひとつずつ修繕するよりフルリノベーションで一気に改修することをおすすめします。
また、築40年のマンションは、現代の断熱・省エネルギー性能の基準を満たしていないことが多いです。設備が古いと結露や冷暖房効率の悪さで困ってしまうので、断熱材を壁や床に追加するなどの抜本的な対策が必要になります。フルリノベーションなら、こうした問題も丸ごと解決できるので、より住み心地の良い環境を作ることが可能です。
将来的な資産価値を維持するために、築40年のマンションを購入するときはフルリノベーションも視野に入れることをおすすめします。
築40年のマンションを購入して長く安心して住み続けるためには、建物の状態を事前にしっかり確認することが大切です。たとえ建物そのものが丈夫でも、配管や設備の老朽化が原因で住み続けるのが難しくなったり、取り壊しの対象になったりすることがあります。
また、資産価値は立地や管理状態によって維持しやすいこともありますが、修繕費が高額になるケースや、相続時の負担が大きくなるリスクもあるため、慎重な判断が欠かせません。資産価値を守り後悔のない購入にするために、耐震補強工事やフルリノベーションの必要性も視野に入れ、将来かかる費用を見据えたうえで購入を検討しましょう。
不動産ガイド
上白石 優子
2013年から8年間不動産会社にて仲介営業担当。2021年からマンションリノベーションを専門に行う工務店にてコンサルタントに従事。その後、独立しマンション購入、リノベーション、資金計画などについての記事を書くライターとなりました。資産価値やライフプランを大切にするお客様に届くような記事を丁寧に書いて参ります。インテリアコーディネーターの資格取得のため勉強中。
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