品川区と目黒区にまたがる武蔵小山は、ファミリー層が注目するエリアです。再開発が進行中の駅周辺は活気にあふれ、多くの人が訪れます。また、緑豊かな環境は子育て世代のご家族にとって、とても魅力的ではないでしょうか?本記事では、武蔵小山の住みやすさについて解説します。治安や交通面など、日常生活に必要な情報もまとめましたので、ぜひご覧ください。武蔵小山は住みたい街ランキングでも上位武蔵小山は住みたい街ランキングでも人気のエリアです。何でも揃う大きな商店街や、再開発により輝く街並みは、世代を問わず多くの人々の関心を集めています。武蔵小山が人気の理由を、具体的に見ていきましょう。象徴的なアーケード商店街駅を出てすぐにあるのが「武蔵小山商店街パルム」です。全長約800mのアーケードは、都内最大級ともいわれています。テレビ番組でもたびたび取り上げられ、武蔵小山の顔といっても過言ではありません。商店街の中には飲食店、ドラッグストア、病院、コンビニなど、約250もの店舗が並びます。ここに来れば、ほとんどのものが購入可能です。また、イベントや地域物産展など、季節ごとに催しも行われています。商店街ならではのお得な情報も必見です。アーケードがあることで、天気を気にせずに買い物ができます。駐車場も完備されているため、大きな買い物も心配ありません。再開発が進むエリア近年、武蔵小山の再開発は進化し続けています。2019年以降に建設された2つのタワーマンションの存在により、街の風景は大きく変わりました。デザイン性の高い外観や、周辺に植えられた緑により、街は洗練された雰囲気です。それぞれの建物には、商業施設やクリニックなど、生活に密着した施設が整っています。そして、再開発進行中なのが武蔵小山商店街パルムを含む、小山三丁目エリアです。現在、商店街のアーケードは老朽化しています。これを新しくかけ替えることで、商店街の魅力を維持し、さらに強化する予定です。また、木造密集市街地を更新し、多世代に対応した複合市街地の形成も目指しています。新たな高層マンションも建設予定で、街の利便性はさらに向上するはずです。進化し続ける武蔵小山は、今後ますます目が離せないエリアでしょう。武蔵小山の子育て環境ご家族での引越しをご検討中の方には、子育て環境も気になる部分でしょう。武蔵小山には公園や緑道が多く、お子さまが体を動かせる場所が点在します。自然を体感できるスポットは好奇心や探究心が膨らむはずです。また、武蔵小山駅周辺には、公立・私立を含めて多くの保育園や幼稚園、小学校があります。子育て世代が多く住んでいるため、家族構成が似ているご家庭が多いのも特徴です。同じような環境の人が多い点は、情報共有もしやすくなります。子育てに対する不安も少なくなるかもしれませんね。そして、武蔵小山が属する品川区は子育て支援にも定評があります。いくつかご紹介しますので、ぜひご覧ください。しながわネウボラネットワーク妊娠から就学前までの切れ目のない支援が受けられます。子育て全般の相談、子育てサービス情報の提供など、幅広いサポート内容です。しながわこどもぽけっと人気講師による子育てのアドバイス、イベントや講座などを配信しています。場所や時間を選ばずに、子育ての不安を解消できるのが便利です。児童センター品川区内に25ヶ所ある児童センターでは、独自のイベントが行われ、子どもの年齢に合わせた催しが人気です。武蔵小山周辺には、後地児童センター、向原住区センター児童館があります。子どもすこやか医療費助成18歳の子ども(最初の3月31日まで)が医療機関等で診療を受けた際、保険診療のうち自己負担分を品川区が助成する制度です。武蔵小山での生活は、子育て世代にとって安心できる時間となるでしょう。武蔵小山エリアの治安状況武蔵小山の駅前は、商店街や商業施設があり、買い物をする住民で日々賑わっています。夜でも照明があり、安全な雰囲気が特徴です。武蔵小山を管轄する荏原警察署の「過去5年間の刑法犯の推移」によると、犯罪数は減少傾向であることも分かりました。再開発で街が開け、明るい雰囲気になったことやファミリー層の増加が、犯罪抑止につながっているのかもしれません。また、子どもが多い地域は、防犯意識が高い傾向です。武蔵小山商店街パルムでは、防犯カメラの設置やパトロールなど、安全対策に取り組んでいます。さらに品川区で実施されているのが「83運動」です。小学生の登下校時刻である午前8時と午後3時に、なるべく外の用事を行いながら、子どもたちを気にかけようという取り組みになります。そして「まもるっち」はストラップ型の防犯ブザーを用いた児童見守りシステムです。ひもを引くだけで警告音が鳴り、通報も行われます。住宅街など人通りの少ない場所を歩くときに持っていると安心です。地域での安全対策が根付いている武蔵小山は、治安が良い街といえるでしょう。武蔵小山エリアの周辺環境再開発が進行中の駅前のほかにも、武蔵小山には実用的な環境が多くあります。まず、スーパーが充実しています。都内でも人気のオオゼキ、ライフ、業務スーパーと、毎日の買い出しに役立つ店舗があります。駅直結の東急ストアは24時まで営業しているので、帰りが遅い方にも便利です。飲食店が豊富な点も、子育て世代には助かるポイントでしょう。個人経営の老舗店から人気のチェーン店まで、多種多様なグルメを楽しめます。また、武蔵小山は自然環境にも恵まれている地域です。駅から徒歩約6分の「林試の森公園」は、品川区と目黒区をまたぎ、開放感ある広場となっています。森林の研究機関の跡地であることから、珍しい樹木や植物が見られることでも有名です。遊具が揃うエリアもあり、小さなお子さまも楽しめます。さらに、ご家族で銭湯もおすすめです。「武蔵小山温泉 清水湯」は都心にいながら2種類の天然温泉が利用できる人気施設となっています。露天風呂やサウナも備えられ、休憩スペースでは空を眺めながらくつろぐことも可能です。ご家族で活用できる場所が多い点は、住み心地の良さにもつながりますね。武蔵小山エリアのアクセス東急目黒線が乗り入れる武蔵小山は、急行を利用することでJR目黒駅まで約3分で到着します。新宿まで約23分、品川まで約17分、東京駅まで約30分と主要駅にもアクセスしやすい環境です。また、東急目黒線は都営三田線、東京メトロ南北線に直通運転しているため、大手町や六本木方面への移動もしやすくなっています。さらに、東急新横浜線の開業により、武蔵小山から新横浜に直通する列車も運行中です。乗り入れ路線が1つにもかかわらず、多方面への移動ができます。そして、お住まいの場所によっては東急池上線の戸越銀座駅や、都営浅草線の戸越駅も利用が可能です。武蔵小山駅からは徒歩約17分ほどかかりますが、事故などでいつものルートが使えない場合に役立ちます。バスでは五反田、品川、高輪ゲートウェイなど、山手線につながる駅に移動が可能です。なお、2023年には、武蔵小山と羽田空港を結ぶバスも新設されています。【まとめ】武蔵小山は住みやすさ抜群でファミリー層が安心できる街武蔵小山は再開発が進み、家族で快適に暮らせるエリアに進化しています。新しい商業施設も増え、利便性はどんどん高まるでしょう。一方、商店街には下町のようなどこか懐かしい雰囲気も漂います。都心の便利さと落ち着いた住環境が共存した武蔵小山は、子育て世帯にとって住みやすいエリアといえるでしょう。